絵を「描く」「塗る」というが
日本画の場合はどうもちがうようだ
山口亮一旧宅で開催された日本画教室
先生にご指導いただきました
色を「のせる」「おとす」「ぼかす」
筆のうごき
含ませる水の量
色の取り方
日本画の技法もさることながら
先生が言われた
「本物をよく見ること」
の大切さを思う
これは西洋画にも共通するが
日本画の場合は詳細に描写するというよりも
描きたいものの雰囲気や形、色合い
そのもののある場をふくむ
「全体」をいかにとらえるかというところに
おもしろさやゆたかさがあると感じた
色を重ねるとかえっておもしろくなくなるし
塗り込んだり、細かく書き込んだりするのとも違う
先生が何気なく半紙に筆をおろすと
そこに「花がある」のだ
根や土、空気感
描かれていない部分まで想像させるような
不思議な表現が日本画にはある
山口亮一旧宅では今後も日本画をはじめ
様々なアートイベントが開催される
秋も深まる季節
絵画や書道、彫刻に読書と
夢中になるものと向き合いひたる時間を過ごしたい

